会社を辞めることにすることは、
ずばりマインドです。
ぼくはこのマインドがあったからこそ、
会社を辞め個人の道を進むことができました。
僕は15年間、会社員をしていた中で、
どこの会社であっても不満はありました。
居酒屋で同僚と愚痴を言い合ったりすることもありました。
でも自分の心のどこかで、
この流れを何とかしなければならないという気持ちがありました。
結局、満員電車に乗って、
上司や社長の言うことを聞いて、
帰ってきたら会社のストレス解消と家事や明日の準備。
これが何年も続いて、
自分の気持ちを騙しながら毎日をやり過ごしていきます。
会社や上司に不満があっても、
特別賞与が入ったり、年末の忘年会みたいなイベントで会社に対して嫌だった気持ちとかが、相殺されてきます。
なんか、まぁ別にいいかな、と。
アメとムチじゃないですけど、
そんな感じで会社と接していると麻痺してきます。
で、ずっと他人の決断に委ねて、
自分の将来さえも他人に渡してしまう。
会社の社訓も前向きなこと言ってますけど、
結局その場の人間関係でそれができるか決まってきます。
他人に裁量が置かれている状態で、
自分ができることなんか限界があります。
別に会社に好きで勤めている人に言いたいわけじゃないです。
少なくとも会社に不満があるのなら、
自分1人では何ができるかを模索していった方が将来的には楽だと思ってます。
とは言っても、
すぐに辞められない状況があったりと、
いろんな条件があったりします。
何も無しで辞めると言っているわけではないです。
ここからは、僕がどのようにして会社を辞めて個人へとなったか、その辺をお話しします。
労働者の枠から外れるサイクルづくり
会社を退職して個人として活動していくに必要なのは、
「労働者の枠から外れる」ことです。
会社員のお金の使い方はおそらく
会社の給与のためにお金を消費している
サイクルに入ってます。
少なくともあなたが、
毎月の給料を全額生活費や娯楽に消費しているようだったら間違いありません。
じゃあ「貯金をしろってことか?」
って話になるかと思います。
それも間違いではないです。
僕が何年もの間もがき続けて
分かった辞めるための要素を3つ紹介しますね。
- 経済的な不安
- 自信がない不安
- 世間からの反対
少なくとも僕はこの3つの懸念を脱したのが理由と感じています。
経済的に労働者のサイクルから脱する
まずは、労働者としてのサイクルにはまるようなお金の使い方はやめていきます。
消費を少しでも減らして、
貯金や資産、自己投資につながるものに使っていきます。
今だとインデックス投信やidecoとか使って
毎月の給与の中から少しでも積み立てておくと、複利という形で数年後には大きな額になっています。
貯金と比較したら、確実に利率は良いです。
時間もそうです。
会社が嫌だと思ったら有給取って自分の時間を作ればいいです。
会社の飲み会が嫌であれば休むのも良いです。
一次会ですぐ帰るとか。
自分の時間を使って心底没頭できるものとか、
楽しいと思う活動に充てるのが良いです。
自己投資は色々あります。
さっき話したような金銭的な投資もそうですが、
自分の知識やスキル、容姿を保つようなものも投資です。
読書やyoutubeなどでの勉強、
セミナーや講座などの参加など自分の知識をつけるのに多くの媒体があります。
あと僕は男性ですが、全身脱毛やヒゲ脱毛をしています。
今度は歯科矯正やアートメイクなどにもチャレンジしようと思ってます。
ちなみにだいたい自己投資に400万はいってるかと思います。
個人で独立するための自信をつける
会社にいるとどうしても、
個人で収入を得るというスキルは身につきません。
どちらかと言うと仕事は分担されて、
一つの仕事としてミニマルな範囲のものをやります。
なので1つの商品を作って、
集客も考えてウェブサイトも作ってと言うことはほとんど無いと思います。
一定の職種につくと、
そういったビジネスに近い場所で会社の仕事ができたりします。
誰もがそう言ったポジションで仕事ができれば、
良いですがそうはいきません。
なので、最初はスモールビジネスで個人でもできることを探していきます。
人や体力を使っていくものを、
活動としてやっていくのはあまり効率は良くないです。
年齢が経つにつれて、
体も自由に動かなくなってきます。
なので、インターネットを使ったビジネスを中心に考えていきましょう。
僕が始めたのはブログでした。
ブログで集客することで広告収益を得られる仕組みのものです。
いわゆるブログ記事をストックしておくことで、
多数の人に読んでもらえるようになります。
1つ記事を書けば、毎回いろんな人に一回一回説明する必要はなく、
検索から来た人が読んでくれます。
ブログの場合1記事を書いたら、
勝手に広まってくれます。
自分一人で働くのには、その場にその時にいなければなりませんが、
ブログはそうではありません。
あなたが眠っている時にも、ずっと働き続けてくれます。
そうすると、今までには考え付かないようなことが起こります。
何千人、何万人、何十万人との読者があなたのブログを読んでくれたりします。
これは、企業レベルのサイトの訪問数を超えることに値します。
そうすると、かなり自信がついてきます。
今回はブログを例にとりましたが、
このようなインターネットでストック型のビジネスというのも多くあります。
世間からの反対は聞かない
個人の行動に対して、一つ一つ文句を言ってくる人間がいます。
それは家族だったり、同僚だったりします。
結論、人に相談するだけ無駄です。
ある意味、多くの他人は無責任であなたに反対意見を出してきます。
当然、あなたほどそのチャレンジしたい事柄に対して調べているわけでもないですし、
考えがあるわけではありません。
なので簡単に反対してきます。
きっと会社を辞める時も、
相談し出したら反対するでしょう。
妻の許可がもらえたら…
なんて言ってたら、
おそらくずっと決まりません。
他人に承認してもらわないと、
と思っているのであれば、
「果たして本当に自分のやりたい決断なのか?」
ということは再確認した方が良いです。
本当に自分の人生を変えたいのであれば、
他人の承認を得ずに行動です。
会社員やってると、誰かの同意得るとか、
上司の承認取るとかして初めて事が進みますが、その癖が染み付いてたりします。
僕なんかは、
15年と長かったのでその呪縛が強烈です。
ビジネスのコミュニティに入ったときに、
会社辞めてる人もいて、これから辞めると言う人もいました。
そう言った環境にいたら、
彼らがやってるならなんとかなるかな、
みたいな感覚になりました。
もちろん辞めることについて否定的な人は1人もおらず、
むしろ祝ってくれると言うか、会社員だった僕からするとかなり異質の感覚でした。
僕にとってあたらしい世界でした。
なので、平日になったらすぐ上司に退職について伝えました。
個人でやってからは、
自分の決断や行動がものを言うと思ってます。
この決断は、独立するための最初の仕事くらいだと思ってます。
労働者の枠から外れるサイクルは習慣化していく
日々の習慣が自分の今をかたどっていると思います。
なので少しでも今の習慣を変えていくことで、会社を辞めるための準備をしていくのが良いと思っています。
ある程度準備が整っていなくても、
辞めてしまうというのも一つの選択かと思ってます。
結局会社を辞める前と辞めた後では、
感覚が全く違います。
ずっと会社にいたままで、
会社辞めたいと言っていても結局は会社員のマインドのままなんですよね。
あてもなく会社を辞めて、
じゃあ何しようかという段階で考えたり行動する方が遥かに効率的だったりします。
会社にいるときには考えつかないような行動に至ったり、
アイデアが浮かんできたりします。
会社にいる自分と
会社を辞めた自分の思考は全く違います。
会社にいる自分は、
どう辞めるかや辞めた後にどう準備するかという作業が中心です。
辞めた後の人間は、
辞めた以上、これから何をするかというのに具体性を持って臨めるわけです。
叶いもしない将来のことを考えるよりも、
叶えなければならない目の前のことをクリアにしていくことがずっと健全で行動しやすいです。
会社員で会社を辞めたいと考えているのであれば、
ポーンと辞めてしまうのも一つだというのはこういうことです。
見える景色が一気に変わります。
考えや立場も変わるし、
やることもガラッと変わります。
先に述べたような経済的な不安や、個人での自信、人に相談せずまずはチャレンジする精神、
この3つをクリアすると自ずと辞めてもいいかなー、個人でもできるかなーなんて思ったりします。
人生一度きりなので、会社員のうちに習慣化しつつ、
自分のやることに全ベットしてきましょう。